呉市市民協働センター

あなたと一緒に考えます 市民協働のまちづくり

「戦後80年の呉」

くれ協働センターの「戦後80年の呉」コーナー、少しずつ内容を更新しています。

書籍コーナーには呉出身の絵本作家・アーティストの長田真作さんが祖父の戦争体験を聞いて制作した絵本「赤い日 じいちゃんの見た戦争」を追加しました。市政だより、中国新聞でのインタビュー記事も展示しています。

パネルコーナーには広島市現代美術館の企画展「被爆80年企画 記憶と物」のチラシを置いています。今企画展には、入船山記念館内の加藤友三郎像が関連していて、改めて呉市の歴史を知ることにも繋がります。

また、呉の戦史や歴史に関わりがある団体として戦艦大和会、大和ミュージアムボランティアの会の情報も追加しています。

様々な角度から、呉と戦後80年、歴史を知る機会にしていただけたらと思います。

書籍は閲覧可能です。
ゆっくりご覧ください。

【キッズボランティアプロジェクト2025 】〜川そうじをしよう〜

8月9日(土)のキッズボランティアは呉YWCAの横を流れる桧垣川の石畳や石垣にある草むしりや苔を取ったりする掃除でした。

このボランティアは子どもだけでももちろんOKですが親子で参加してくれる方も多く、みんなでワイワイしながら草むしりをしました。たまに小雨が降っていましたが、みんな積極的に掃除をしてくてたおかげで、1時間ほどの掃除でしたがあっという間に綺麗になりました

。感想でも
・掃除する前よりも気持ちがいいです。楽しかったです。
・きれいになってよかった。たのしかった。
・そうじをする前とは川の横の草が減っていたのでやりがいを感じた。
・きれいになっていくのは、とても気持ちよく、喜びでした。楽しかったです。など、みんな楽しく、やりがいを感じていただけるボランティアとなりました

。掃除の後は呉YWCAさんで開催している地域食堂で各自ご飯をいただきました。
掃除をした後のおいしいご飯は最高でした。

呉YWCAさんでは
毎月第2土曜日は11時から14時にわいわい食堂
第4土曜日には18時から20時にフリースペース夕食会を行っています。
これらは参加費は子どもは無料(中学生以下)、大人は300円です

9月は13日(土)、27日(土)
10月は11日(土)、25日(土)です。
子どももおとなも、みんなで一緒にご飯を食べながら楽しく交流できる居場所づくりを目指しておられます。

また、
10月4日(土)9時から12時には川掃除を行う予定でボランティアを募集されています。
(小学生4年生以下は保護者同伴・長靴持参)
問い合わせ:0823-21-2414(呉YWCA)

地域食堂も川掃除ボランティアも申込不要です。
興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。

【令和7年度 呉市市民公益活動団体 利用者交流会】

※こちらは呉市市民公益活動団体対象となっています。

呉市市民協働センターは、呉市市民公益活動団体の活動支援と交流を目的に「利用者交流会」を年に1度開催しています。今年度は9月7日(日)に開催します。利用者交流会の前半はミニ講座でGoogleフォームの使い方を紹介します。
Googleフォームはインターネットを使い、アンケートの作成や、イベント・講座の参加申込受付ができる便利なツールです。使い方も簡単なので団体の活動に取り入れることで、作業負担の軽減になります。
後半は団体同士で話し合う交流の場です。普段顔を合わせることの少ない団体と交流してみませんか?

【日 時】2025年9月7日(日)10時~12時

【場 所】くれ協働センター会議室(呉市役所1階)
※市役所駐車場1時間無料

【内 容】
①ミニ講座:Googleフォーム
Googleが提供する無料で使えるWebフォーム作成ツールを紹介します。ミニ講座では、参加申込フォームの作成を例に、使い方を紹介します。

②団体交流会
日頃の団体の活動や今後の活動について話を聞きます。活動のアイデア、困りごと、取り組んでみたいことなど色々な思いを聞かせてください。話すことで自分たちの活動を振り返る機会になり、新たな視点や運営のヒントが得られるかもしれません。大いに語り合いましょう。

【申込方法】①申込フォームから
https://forms.gle/Q62p9Du6N3rbnpgs6

②団体情報記入表(別紙)をご記入の上、 FAX・メール・協働センターまで来館のいずれかよりお申込みください。記入表がお手元にない場合は、くれ協働センターまでお問合せください。ご提供いただいた情報をもとに資料を作成します。

ご参加いただくことで他団体との新たな出会いの場だけでなく、団体の活動をPRする機会にもなります。
市民公益活動団体の皆さま、ぜひご参加ください。

【主 催】呉市市民協働センター

【問合せ】くれ協働センター(月曜休館※祝日の場合は翌日休館)
tel:0823-25-5602
fax:0823-25-0302
mail:kurekyodo@sirius.ocn.ne.jp

【キッズボランティアプロジェクト2025 〜ユニバーサルデザインを考えよう〜

8月5日(火)3回目のキッズボランティアを開催しました。

キッズボランティアプロジェクトとはみんなができることを少しずつするとみんなが住みやすい呉市になります。小中学生の皆さんがボランティアを身近に体験して自分には何ができることを考えることで、小さな力を大きな力に変えていくプロジェクトです。

3回目は呉市社会福祉協議会さんを講師に迎えユニバーサルデザインについて考えました。

ユニバーサルデザインとは赤ちゃんから高齢者、怪我をしている人や障害のある人、全ての人が使いやすいようにデザインされたものです。

まずは身の回りのもの、例えばいつも使っているシャンプーとトリートメントの容器やスーパーに売っている普通の牛乳やジャムの瓶など、実際に見ることでどの部分にどんな工夫がされているかを見て知ることができました。

その後、実際に市役所の周りにあるユニバーサルデザインを探しに出ます。
その時に高齢者体験グッツをつけることで、いつもとは違う目線で使いにくさを体験しました。

帰ってきてから、それぞれ自分でユニバーサルデザインを考えます。さっき、高齢者体験をしたことでいろいろな気づきがあったようです。

・市役所の受付に座っているだけで、自分が用があるところに椅子ごと連れて行ってくれるシステムがあればいいな
・市役所の窓口に力が弱い人でも使いやすい太軸のペンを置いたらどうかな?
・手すりの途中に後何段あるか知らせてくれるボタンがあればいいな
・ユニバーサルデザインの自動販売機で誰でも押しやすい下の部分にボタンにも商品の写真があればいいな
・押しボタン式信号機のボタンをもっと大きくしたら押しやすと思う

などなど、私たち大人では思いつかなかったような素敵なユニバーサルデザインを考えてくれました。

今回の講座に参加してくれた小•中学生のみなさんが考えてくれたような街になれば、全ての人が住みやすいまちになります。こんな素敵なこどもたちがいる呉は将来素敵な街になるだろうなと思いました。

【新規登録団体のお知らせ】

今回、登録された団体は
【No.543 吉浦みんなの居場所『ポケット』】

子ども達が学校から帰宅するまでの居場所として、ひと休み出来たり、お喋りしたり、各自、自分がしたいことをする居場所をつくります。そこでは、子ども達が自主的に遊びを考えたりやりたいことが出来ると同時に、地域の大人が自由に集い多世代交流をはかります。お互いを思いやりながら過ごせる時間と場所をつくります。

http://www.kuresc.net/volinfo/npo_view.php?id=591

【虹色の郷 活動パネル展/ひろ協働センター】

ひろ協働センター(広市民センター4階)ではフリースペースの一角に、呉市市民公益活動団体が使用できる展示スペースを設けています。
この展示スペースを活用して、市民公益活動団体の「虹色の郷」がパネル展を開催しています。「虹色の郷」は、郷原の自然環境を活用した「子供たちの居場所」づくりの団体で、地域で育った野菜を使い食事の提供やイベントを通じて、地域の大人と子供たちの交流を図り、大人が子供たちを見守る環境を作り、子供たちの故郷・自然を愛する心を育むと同時に、子供たちの自主性を尊重し支援しています。
パネル展では、団体の活動紹介や資料配布を行います。
ぜひ、ひろ協働センターフリースペースにお越しください。


日 時:8月1日(金)〜8月31日(日)9時~17時(水曜休館)
会 場:ひろ協働センターフリースペース(JR 新広駅前 広市民センター4階)
入 場:無料
主 催:虹色の郷
問合せ:虹色の郷インスタグラムDMまで団体情報(くれボランティア情報)

http://www.kuresc.net/volinfo/npo_view.php?id=574
虹色の郷インスタグラム(@nijiironosato)
https://www.instagram.com/nijiironosato/

【キッズボランティアプロジェクト2025】 〜海外に絵本を送ろう〜

7月31日(木)、2回目のキッズボランティアを開催しました。

キッズボランティアプロジェクトとはみんなができることを少しずつするとみんなが住みやすい呉市になります。小中学生の皆さんがボランティアを身近に体験して自分には何ができることを考えることで、小さな力を大きな力に変えていくプロジェクトです。

絵本が足りないカンボジアの子どもたちへ、日本語で書いている絵本にカンボジアの言葉であるクメール語のシールを貼って海外に送る活動の作業を行います。

講師は神応院の西村信恵さんです。
西村さんはこの絵本をカンボジアに送る活動を30年以上されています。
西村さんからカンボジアについて教えていただきました。カンボジアは50年以上前まで森にはいろいろな木の実がありとても豊な国でしたが、戦争がありたくさんの人々が殺されました。そのカンボジアの歴史をちぎり絵で作った絵を見ながらわかりやく説明していただきました。

なぜ、絵本を送るのか。

日本とカンボジアでの絵本についての感覚の違いはどんなものか。

まずば参加者の皆さんに絵本ってどんなものか聞いてみました。
「小さい時から家にあるもの。」
「子どもの頃自分で読んだり、お母さんに読んでもらった。」
「図書館や家にたくさんあるもの。本屋で買うことができるもの。」
「字を覚えるもの。楽しいもの。」


でも、カンボジアの子どもたちにとっての絵本は・字を覚えるものであり、自分の生まれた国の言葉を忘れないためのもの。
・外の世界を知るもの、夢を持たせてくれるもの、心を支えてくれるもの。
・病気や保険衛生のこのを教えてくれたり、毎日の暮らしの中で命に関わる危ないことを教えてくれるもの。


こんな意味のあるものなんです。

でも、日本のように身近なものではなく1冊の絵本をみんなで何度も何度も読む貴重なものになります。
何度も何度もボロボロになるまで読みます。

絵本が自分達のように身近にあるものではないことを知ることで、絵本に翻訳シールを貼る作業もみんな真剣に丁寧に行ってくれました。

参加者の子どもたちが作業してくれた絵本が届いて、カンボジアの子どもたちが笑顔になってほしいなと思いました。

この活動は(公社)シャンティ国際ボランティア会の絵本を届ける運動から個人でもできます。
夏休みに親子でぜひ参加してみてください。
詳しくは下記よりご確認ください。https://ehontodokeru.shop-pro.jp

【キッズボランティアプロジェクト2025 〜やさしい日本語ってしってる?〜

今年もキッズボランティアプロジェクトが始まりました。

みんなができることを少しずつするとみんなが住みやすい呉市になります。小中学生の皆さんがボランティアを身近に体験して自分には何ができることを考えることで、小さな力を大きな力に変えていくプロジェクトです。

第1回目「やさしい日本語ってしってる?」を開催しました。

この講座は外国人をサポートするためのボランティア講座ですが、英語を話せないとダメなわけではないんです。今私たちが話している日本語をわかりやすく話すだけで、近くにいる外国人の方をサポートすることができるんです。

講師はワールド・キッズ・ネットワークという団体で呉市に住んでいる外国人やその子どもたちが困っていることをお手伝いする活動をしている伊藤さんです。

外国人の方がわからないことをわかるまで説明してもらえる場所であり、仲間がいる場所。安心できる場所。そんな場所作りを伊藤さんはされています。

呉市で暮らしている外国人の方は全体の2%もいます。これは30年前の3倍にもなり、ベトナムやフィリピン籍の方は1,000人超えます。日本語を勉強している人やしたい人は94%もいて、近所の日本人と仲良くなりたいと思っている人はたくさんいますが、日本語がわからなかったり、トラブルになるか不安を抱いている人もたくさんいます。

日本語を勉強して日本に来ている方もいらっしゃいますが、方言がわからなかったり標準語で話すことでよそよそしい感じがして距離ができてしまいなかなか仲良くなれないこともあるので、伊藤さんは普段話してる言葉や方言などを伝えることで、外国人の方が友達が作りやすいように心がけているそうです。

やさしい日本語はゆっくり話すことや、伝えたいという気持ちが大切だと言われていました。

今はスマホなどを使って翻訳することもできますが、早口だったり長い文章だとうまく機能しないこともあります。
聞く人・読む人のわかる日本語を聞き取りやすいスピードと読みやすい文字や、写真や絵などを使うことで伝える言葉、それがやさしい日本語だと教えていただきました。

呉市市民公益活動団体の紹介動画を公開しました。

今回は二川まちづくりセンターで地域食堂をしている「みんなでごはん」さんをご紹介しています。

ボランティアスタッフは随時募集しているそうです。

「戦後80年の呉」

くれ協働センターに「戦後80年の呉」コーナーを作っています。8月末まで展示予定です。

戦中の呉を舞台にしたアニメーション映画『この世界の片隅に』が、終戦80年ということで8月から全国で再上映するということで、ポスターとチラシ、また原作の漫画や関連資料を閲覧できるようにしています。

また、呉市街地空襲を描いた紙芝居と絵本『ふうちゃんのそら』も、読んでいただけます。作品を伝える活動をしている「呉かみしばいのつどい」さんによると、作品は今、全国に届いているのだそうです。
紙芝居には文字が載っていないので、それぞれの地域の方言で上演されているところもあるそうです。

戦後80年企画としてコーディネートさせて貰っている座談会「戦後80年『語らう』広島・呉より」では、先日マスコミなどでニュースになった、国の有形文化財に登録の見込みとなった呉YWCA会館さんも会場になっており、展示で建物のご紹介もしています。

戦後80年。
この機会に、様々な角度から改めて呉市を知るきっかけに、また、呉市の歴史を伝える活動をしている団体さんを知っていただけたらと思います。

資料や本なども揃えていますので、ゆっくりご覧くださいね。

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